ペット予防医療センターのスタッフを紹介します

ペット予防医療センターでは、総勢およそ160名あまりのスタッフが
各地の診療所や動物病院で日々、仕事に励んでいます。
現場で活躍する気鋭のスタッフにインタビューを行いました。

赤ちゃんの時からずっと関われる
動物病院を目指します。

TAKASUZU YAMADA

獣医師/NICOPET与野動物病院山田 隆鈴

ペット予防医療センターに入社するまでの略歴を教えてください。

山田:大学を卒業してから計6年程、2件の一般の病院で勤務医をしていました。その期間に、実務も手術も基本的なことはほとんど教えていただきました。

 その後、一身上の都合で沖縄に行き、動物愛護団体との関わりを待ちました。そこで里親が見つかるまでの犬猫の避妊去勢手術をひたすらするという仕事を7年ほど行い、最後の2年は病院形式の愛護団体で院長の補佐としても働いていました。

 同時期に並行して静岡の最大手の病院で、狂犬病の時期だけ予防医療メインで往診する仕事で出稼ぎにも行っていたんです。その後縁あって静岡に移動して、その病院に本格的に勤めることになりました。3年目には同じグループの新店舗で院長になり、計7年ほど勤務しました。

ペット予防医療センターに入社した理由を教えてください。

山田:当時まだ、前職のプレッシャーが強く疲れてしまい、1回獣医師から離れたんです。リハビリを兼ねて週に1~2回募集しているところを探してペット予防医療センターに出会いました。週1回、土曜の13時から18時まで診療所で勤務したのが始まりです。

入社後、前職とのギャップを感じましたか?

山田:受診内容はほぼ変わらないかな。前職も予防医療にプラスで避妊去勢があるような病院でした。ペット予防医療センターも動物病院では1次診療も行いますので、比較すると特に変わらないと思います。

 0.5次診療で行う、赤ちゃんに対する今後の飼育や予防のアドバイス等も前職でも行っていたので、ギャップという意味ではそんなになかったです。

 ただ、業務のプレッシャーは圧倒的にペット予防医療センターの方が少ないです。

飼い主さまとお話しする時間を大切にすることで、
予防の大切さをご理解いただけていると実感しています。

ペット予防医療センターのどのようなところをプレッシャーが少ないと感じますか?

山田:現在、当院ではペット予防医療センターの掲げる目標をクリアできています。赤ちゃん健診全5回の重要性や、バースデー健診を年1回受ける理由の説明を欠かさず行うなど、そうやってコミュニケーションを取ることで飼い主さまに信頼して頂けて、毎月リピートしてくださるんです。

 飼い主さまとのそういう関係の構築が獣医師としての自分のやりたいことだと思っています。それが出来るのがペット予防医療センターの良いところだと思いますし、やりたいことで売り上げに繋げられているので気が楽です。

0.5次診療についてはどのような取り組みをしていますか?

山田:グループ全体にも言えますが、当院はバースデー健診と赤ちゃん健診に力を入れています。1歳以上の子にはバースデー健診で未病を発見し発症を防いでいますし、初めてご来院される方にはご案内用のリーフレットを手渡しして、赤ちゃん健診全5回の診察内容や予防のスケジュールをお話し、月に一回来ることの重要性をお伝えしています。

 そうやってお話をすることで飼い主さまがサービスを受けてくださるかどうかが断然違います。飼い主さまとお話しする時間を大切にすることで、予防の大切さをご理解いただけているんだと実感しています。

ペット予防医療センターはとても自由度の高い、
やりたいことができる職場です。

どんな病院にしたいか目標を教えてください。

山田:ペット予防医療センターでは、赤ちゃん健診で来て下さった子がその後もずっと来て下さることが多いです。現在は大体半数の患者さまがリピートしてくださっていますので、土日はリピーターで予約がすぐ埋まってしまいます。とてもありがたいことではあるのですが、できれば患者さまに「予約が取れない」というストレスを与えたくないので、獣医師不足が当院の改善点だと思っています。

 ずっとリピートして下さる患者さまも、年に1回ワクチン接種で毎年ご来院頂く患者さまも、どちらも成長を見られることや、長く当院にご来院して頂いていることをありがたく感じています。

 すべてのお客さまに対して、お迎えしたての赤ちゃんのときから育っていくまでずっと関われる病院を目指していきたいと思っています。

これから入社される方に向けてメッセージをどうぞ。

山田:ペット予防医療センターはとても自由度が高い職場なのでやりたいことが出来ます。治療で欲しい薬があれば本部に伝えたら揃えてくれますし、自分がしたい診療も自分で組み立てさえすれば案外自由にできます。

 予約制なので休みも比較的自由に取れますし、勤務時間も固定で基本的には時間通りにきっちり帰れるところも魅力なところです。

 一般的な動物病院よりも自由度が高く、自分で考えた行動ができますが、スタッフ同士で都度報告をしたりとチームワークはしっかりしています。

 そんな自由でストレスの少ない、やりたいことのできる職場だと思います。

[ やまだ・たかすず ]
日本大学農獣医学部獣医学科卒。卒業後6年間、都内の動物病院に勤務医として小動物臨床に携わる。その後、動物愛護団体にて飼い主のいない主に猫の避妊去勢手術を担当。7年間活動後、日本最大級の動物病院グループにて分院長を7年間勤め小動物臨床に携わったのち、ペット予防医療センターに転職し、現在に至る。

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